2011年5月1日日曜日

英語の学習についての反省

その後がその後なので自慢にもなりませんが、中学時代、英語はそれほど不得意という感じでもなく、中3では先生の推薦で英語のスピーチ大会に出場したくらいでした。
ところが、高校に入ってどんどん英文が読めなくなり、高2の学年には留年を賭けて英語の追試を受けるという始末。
なんで2年間でこうも出来が変わってしまったんでしょう?

その解答が明確になったのは浪人をして駿台予備校に通い『英語構文』と授業を受けた時です。
確か斎藤寛という東京から出向されている先生でしたが、この授業ではとにかく「英語は前から読むものだ」ということを叩き込むというか染みつけるというか、そういう授業でした。
曰く
「文中には必ずSVが1セットあるからそれを探す」
「動詞が2つ以上出てきたら接続詞や関係代名詞の存在を確認する」
「thatにはいろいろな働きがあるから、thatが出てきたらその後に完全な文があるか確認する」
「前置詞は後に名詞を伴って・・・」
うんぬんかんぬん。

要は動詞の存在を頼りにして文の構造・修飾関係を正確に捉えるという授業なんですね。


それまでの自分の英語学習といえば、文法はある程度頭に入ってはいたものの、文を読むときには「単語の意味を調べる→意味を当てはめる→なんとなく日本語にする」という極めて稚拙なものでしたから、文の構造に気をつけて読むなんてことは全くしてこなかった。
だからひとつの単語に複数の用法や意味があってもそこを見分ける術がなく、なんとなく日本語で当てはまるものを選んでいた。
で、それで通用するのは文構造が単純な中学校英語までだったというわけです。

ところがその授業では、まず単語の訳は置いておいて、「それぞれの単語がその文中でどういう働きをしているか」から考え始める。
英文構造のルールに則り、推理小説を読むかのように手がかりを探し、パズルを解くかのように構造を見抜いていく。
これが英文を読む際のアタリマエの習慣として身に染み込むまでにはしばらく時間がかかるんですが、それでも一旦慣れてしまうとものすごく力を発揮しました。

そんなわけで、自分の失敗をたどらないようにしてもらうため、生徒にはなるべく早い段階で、カンではなく理論に則った英文の読み方を身につけて欲しいと思って指導しています。

※駿台の英語指導法に興味を持たれた方は、こちらの本をご覧ください。
英文解釈教室   英文和訳演習  (どちらも伊藤和夫)
なお、どちらの本もシグマゼミの書棚にそろえてあります。

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