2011年7月27日水曜日

夏休み特別期間1日目

夏休み期間中は、通常と違って集団授業と個別指導とを併用して進めています。

来てくれている中学3年生は、朝10時から12時半まで内容量1.5倍(当社比?)の濃い集中講座を受けています。
集中講座自体は1日2コマなので、本来はそこで帰ってもぜんぜん問題ないのですが、何故かみなさん15時まで全員が個別で頑張り、さらに1人はぶっ通しで18時まで、2人は18時から戻ってきて20時半前まで頑張るという、こちらが見ていて「大丈夫か??」と心配するような動きをしていました。

学習において大事なのは、集中的に一気に何かをこなすことではなく、少しずつ積み重ねていくことだと思っています。
なので、途中で疲れてしまって続けられないハイペースよりは、スローペースでも夏休み中をしっかりと続けることの方がいいと思うんですよね。
もちろん、昨日のペースがずっと続けられればそれはそれでスゴイことなのですが、見てるこっちは「いや、そこまでやらんくても・・・」という気もしているわけです。
もちろん、本人達が納得いくまでとことん付き合いますが。

というわけで、特に強制しなくても勉強している彼らを見るのは非常に頼もしく楽しいのですが、その反面非常に心配になる1日目でした。


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最後まで読んでいただきありがとうございます。
せっかくですので簡単なコメントやソーシャルネットでの共有など、何らかのレスポンスをいただけると非常に嬉しく思います。

2011年7月26日火曜日

長い夏休みに向けて

小学・中学・高校とも、あとひと月程で長い夏休みに入ります。
長い休みを効果的に使っていただくために、シグマゼミでも夏期講習をご用意いたしました。

なんとなく、出来ている?」を「ちゃんとわかって次に繋げられる!」に変えるための大切な時期です。
他塾のような派手な売り文句もありませんし、これ以上価格を下げることもできませんが、信頼し、お任せいただいた分は必ず成果につなげられると思います。
ぜひ、案内に目を通し、ご検討頂ければと思います。

よろしくお願いいたします。

2011年7月21日木曜日

提出物を課すということ

学校では、主に授業内容の定着や整理を目的に、計算練習や漢字の書き取りなど、いろいろな課題を出します。
教育大学の教育学の授業でも聞いた話ですが<教育活動には必ず評価がついてまわるもの>でして、課された課題は授業中に消化するなり、宿題として持ち帰るなり様々ですが、まぁやりっぱなしということはほとんど無く、大抵は先生に提出し、点検印などが押されて返却されてくるわけです。

で、うちの娘の担任の先生も、漢字の書き取りをさせて集めてから返却したっぽいのですが、よく見てみると、これがヒドイ。
娘の字の雑さも(私に似て)ヒドイのですが、書いてる中に明らかに嘘の字がいくつかあっても、平気で花マルがついています。
「都」という字の左側が「考」になっていたり、「曜」の字のつくりがなにやら正体不明な字になっていても、お構いなしにでかでかと花マル。
別に、「土土土土土士土土土土 "士"はどこでしょー?」っていうような間違い探しをしているわけでもなく、私が上からさぁ~っと見ていっただけでも明らかに違和感がある字を書いているのに、チェックひとつ付けずに花マルってのは、見もしないでめくら判で済ませていることがありありと分かってしまいます。

そういえば、プリントの中に漢字の用例を書く欄もあったんですが、「丁」の字の用例を2例出せというのがありました。
なにせ小学3年生なので、そんなにあれこれ言葉を知っているはずもありません。
というか、私自身がパッと思いつくのも「大通1"丁"目」とか「"丁"度」「"丁"々発止」くらいなものかな。。。あとは、、、「豆腐1"丁"」??
で、娘が書いたものといえば「馬丁」「園丁」・・・・・・「馬丁」はまぁ言葉として知ってますが、、、「園丁」? (汗
なにこれ、「園長」のまちがい?こんな言葉知らねーわ。言葉として存在するの??  とか思ったんですが、調べてみるとあるんですね。
   【えんてい:庭園や公園の手入れをする人。庭師。】
・・・知らねーわ、そんな言葉。。。(えっ?オイラが無知なだけ??)

おそらく漢字辞典を引いて、なんとなく目についたものを書いたんだとは思うんですが、仮にも大人が聞いたこともないような単語を用例として書くのって、教育的意味あるんでしょうかね?
テーブルに置かれていたプリントには、さっきの漢字の間違いを直しておいたのに加えて、「自分の知ってる単語を探せ」と赤字で書き足しておいたんですけども。


いや、生徒全員分のプリントをチェックするってのはものすごく手間がかかるんですよ。実際。
その事自体は自分も教員やってましたからよくわかります。
でも、課題を課してそれを提出させたということは、同時に教員の側には「それをきちんとチェックする」という義務も発生してると思うんですよね。
取り組みに対して何らかのレスポンスがあるべきで、ダメならダメでちゃんと指摘し修正させ、イイならイイできちんと評価する。
全員分にコメントを付けて返すことは無理だとしても、せめて明らかに間違ってるところくらいは指摘すべきです。
でなければ、次からは「テキトーにやっても見とがめられない」ということになり、課題はただの作業、ただの労苦になってしまい、教育的価値は失われます。

いろいろなことを吸収する時期の子供たちを相手にしている先生には、宿題や課題の出し方とその評価の仕方ってのも、よくよく考えて欲しいと思うのです。


前に定期試験のところでも書きましたが、子供がどんなことを学校でしているのか、プリントや試験などをちょっと見てみるだけでも「あれ?」って思うこと、いろいろ出てくるものですよ。

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