シグマゼミを開設してから半月。
ほとんど宣伝もなされていないのに、ありがたいことに数名の方にご入会いただきました。
ご入会を決断される前に生徒さんのお母様とお話の機会を持つわけですが、当たり前ですが必ず聞かれるのは費用のことです。
シグマゼミでは「月額定額で何日でも何時間でも勉強していける」を売りに広告を作りました。
もちろん、別にやましい裏があるわけではなく、純粋に【困ったとき・勉強したい時にいつでも来れる場所】にしたかったからです。
と同時に、月額の費用も出来る限り【誰でも通える程度の金額】で抑えようとして設定います。
ところが、実際に問い合わせとしてあったのは
「高額な教材費を取ったりしませんか?」 「夏期講習などで莫大な金額が請求されませんか?」というもの。
なるほど。
考えてみると、家庭教師派遣会社では、安さ・手軽さを売りにしている一方で、莫大な教材費を請求するところもあると聞きます。
また、個別指導塾などでも、コマ単科は安くても「定着が良くないようなのでもう少し時間を増やしましょうか」などの理由でコマのかさ増しを繰り返され、なんだかんだで結構な金額になることもあります。
「〇〇講習無料!」と謳っていても、結局はテスト参加費やら何やらでそれなりの費用を取られるようなところもありますし。
そういった諸々の事例があった上で「塾は、なんだかんだと理由をつけて結局は高額な費用を取られる」のような認識が定着し、先の問い合わせ内容になるのでしょう。
大手がどんどん手を広げ、サービス内容を抜きに価格競争をした結果が「見た目は安く、実際には高くつく」という方法なのかと思うのですが、それによって学習支援業自体の満足度や信用がものすごく低下しているのではないかと。
※満足度の低さについては、実際に調査結果(サービス産業生産性協議会の調査)として顕著に現れています
→http://www.service-js.jp/cms/news_attach/100316_CSI_news3.pdf
単純に「学生に良い学習環境を提供したい」と思っているのですが、信用がないためにそれがそのままは伝わらないというのは、本当に残念なことです。
塾の先生はエンターテイナー
5 時間前
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