2013年4月25日木曜日

「今でしょ!」 の「今」は一体いつなのか~入塾のタイミングを考える 2

前回の内容は、
・そんなに慌てて塾なんて行かなくても、北海道のそこそこレベルの高校なら中学校で扱う基本さえちゃんとしてれば、しっかり家庭学習してればまぁほとんどは入れるでしょう
という身も蓋もない話でした。
なんとまぁ商売っけのない。。。
本当は
・ただし、"よりよい進路"を狙うのであれば、それなりの準備をしていなければ追いつかなくなりますよ
ってところが重要なんですが、じゃぁその"よりよい進路"っていうのをちょっと考えてみましょうか。


まず、実際に中堅レベルの高校で学級担任や進路指導をしていたこともある自分の実感としては、
"将来の自分の進路"なんてものを見通してものを考えられる生徒さんなんて、そうそう居るもんではないというのが正直なところです。
ほとんどの中高生は、勉強の目的なんてよくわからないけれど「行け」と言われるままに学校へ行き、「やれ」と言われるからとりあえず与えられた勉強をし、理想論的にはいずれどっかの時点で自分の意志に目覚めるはず、、、なのですが、実際にいろいろな大学生の話を聞く限り、大学生になってもまだ「自分は何に向いているんだろう」「この先どうしたら良いか」と迷っているのが現実です。

自分が中高生だった頃を思い出してみたってそうでしょう?
高校1年の時に思い描いていた将来像と、このブログを読んでいるあなたと、どれだけの部分で一致していますか?
そもそも、中学の時から"なりたい自分像"が明確にあってその上で高校受験の選択をした人、高1の段階で自分の特性をきちんと考えてその上で文理選択をした人、明確な志望があって「この教授のもとでこれの研究したい」と大学を受験した人、いったいどれだけ居るんでしょう?

ほとんどの人は「自分の学力で行ける範囲の高校」をなんとなしに選び、「数学が苦手だから文系で/世界史よりは数学の方がマシだから理系で」という感じで文理選択をし、「特に行きたい大学があるわけでもないし、推薦枠があるらしいからここでもいいかなぁ」なんて感じじゃないでしょうか。


それくらい、一言で「将来についてよく考えて」なんて言われても、中高生には実感なんて無いんですよ。


じゃぁ子供・生徒に対してどうすべきかって言えば「今は具体的なものがなくても、もしも何かに目覚めた時に後悔しないよう、やれることは今から準備しとけ」っていうのが、ちょっとだけ長く生きている我々人生の先輩からのせめてもの助言かと思うんですよね。

今は何も考えていなくても、ある時に誰かに出会った影響が大きくて突如弁護士になりたいと思うかもしれない。
もしくは医師や看護師になって身内の病気を治したいと思うかもしれない。
その時に「いや、アンタの学力じゃ、この進路はぜってー無理!」って言われるほど寂しいこともないと思うんですよ。


例えば、「ここの高校からでも専門学校には行けるでしょ」くらいのつもりで高校を選んだ生徒が、後々「理学療法士(体育会系の部活動をしていたら、きっと何度かはお世話になりますよね?)になろう!」と思い立って、医療系の専門学校を目指すとしましょうか。
理学療法士の資格自体は、大学の医療系学部の他、専門学校でも取得は出来ますが、そこには物理が絡んできます。
後々になってから「あれ?うちの高校には物理なんて授業はなかったような・・・専門学校で1から自分で勉強するの!?」なんてことすら起きます。


専門学校という進路選択についてはここの記事が分かりやすいかも
注意べきは、中退率の高さと就職率の数字のカラクリだと思います
もうちょっと過激なデータを欲している方はコチラはいかがでしょう




そもそも中学生くらいでは、「高校は学校によって学ぶ科目をはじめ、教科書も授業のレベルも全く違う」ってこと自体がわかっていない場合の方が多いですからね。
高校生にしても、「私、心理学やりたいんだー」と言いつつ「文系だからー」と数学を捨てようとしますから、、、心理学は統計が必須ですから、絶対に数式を扱う機会があるにも関わらず。


そんなわけで、安易な選択はのちのち非常に不利な状況になるわけですが、それを承知で中3生が「近いところならどこでいい」とか「○○さんと一緒がいい」とか「今の力でも受かりそうだからここでいいや」と言っているのか、、、といえば、きっとそこまでも考えていないでしょう?

だったら、遊びたい気持ちを多少抑えてでも、比較的のんびりと勉強できる中学生のうちからしっかり学んで、17・18歳辺りの進路選択で選択肢の幅の少なさにがっかりしなくてもいいようにしておいた方がいいですよね。


そんなわけで、中学生に対してのうちの塾の存在意義は、「高校に入るため」じゃぁないです。
「更にその先につながる可能性を伸ばすため」だと思っています。
だから、たとえ学校レベルではトップクラスでできていたとしても、そこで「はい終わり」とはしないで更に上の指導に繋げていくように心がけています。

「今すぐ」じゃなくてもそれなりの成績は取れると思います。
でも、「今から」の方が、絶対により良い内容を提供できるのにな、とも思うのです。



学習環境としての塾の質は、その可能性をどこまで引き出せるか、しっかり学ぶのレベルをどこに置くかで決まるものだと思います。
今よりもちょっと上のレベルを覗いてみたい方は、ぜひ792-0490もしくはsigmaseminar@gmail.com までご相談ください。

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