2012年8月27日月曜日

"公式"に振り回されすぎです ~"速さ"のはなし~

前回、、、って言ってもひと月以上前ですが、、、に引き続き、今日は"速さ"について考えてみます。

実はこの原稿も前回の直後に一度下書きしていたんですが、そのまま夏休みに突入して更新が止まっていました。
いやぁ、思った以上にtwitterの140文字っていうのが書きやすくて。
ブログで書くと、それなりの字数がないと格好がつかないような気がするんですよねぇ、あははは~

実際、twitterの字数制限っていうのは、ブログにだらだら書くよりも、端的にまとめる練習になります。はい。
(なお、twitterのアカウントは@sigma_seminar です。こちらもよろしくお願いします。)


それはさておき、
中学3年生の受験期でも"速さ"に関わる問題が出てくると思考が停止する生徒が少なくありません
登場する場面としては、数学では『方程式の文章題』と『関数の文章題』が中心で、苦手な子にとっては文章題自体が「もう無理!」という感じなので、速度の問題まで行き着くまでも大変だったりしますが。
理科の場合では『物体の運動とエネルギー(物理)』の分野ではもちろんのこと、『音の伝わり方(物理)』『神経の刺激の伝わり方(生物)』 『地震波の伝わり方(地学)』と、まぁどっかかんかで関わってくるものがあります。
で、その度に確認をすることになるのですが、まず、基本は「そもそも"時速"ってなにさ?」ということです。

「同じ速さで進み続けたときに、1時間でどれだけ進めるか」を表した値のことを"時速"といいます。
同じように、「1分でどれだけ進めるか」が"分速"で、「1秒でどれだけ進めるか」が"秒速"。
なので、「3時間で12km歩いた」と言われたら、「1時間ではその1/3だけ歩く」から12km÷3=4km進めると。これを時速4kmと呼んでいるわけです。
同じように「時速45kmで2時間走る」と、「1時間で45km走れる」んだから、「2時間では2倍だけ進める」わけで、45km×2=90km進むと。

だから、「時速を分速に直せ」と言われた場合、「時速36km」というのは「1時間=60分で36km進む」ので、「1分ではその$\frac{1}{60}$だけ進める」ことになって36km÷60=0.6km進めると。 コレを分速0.6kmとか分速600mとかって言います。
「じゃぁ、秒速は?」って言ったら、60秒で600mなんだから、1秒では10mですよね。

たったこれだけなんですけどね。速度の計算って。
それを[は・じ・き]とか言い始めるから、かえって本来の意味がわからなくなって混乱するのでしょう。

ただ、問題は「どれだけの時間で」という部分を、単位を気にしつつ正確に考えられるかということです。

15"分"かけて12km進んだとき、"時"速は?」と問われた場合、「15"分"」というのを"◯時間"の単位に変えなければならない。
生徒たちにとってはここがおそらく難関で、[は・じ・き]だかなんだかの公式に侵されている生徒たちは、とかく「距離÷時間、距離÷時間、距離÷時間」と念仏のように丸暗記しているから、12km÷15としたがるんですよね。
でも、アナログの時計を見たら、15分なんて$1時間の\frac14$なんだから、4倍しただけで「1時間で進む距離」がすぐに分かるでしょうに。。。

もちろん、「じゃぁ、24分は何時間? 」となった場合は「全部で60分のうちの24分なので、$\frac{24}{60}=\frac{2}{5}時間$」という計算が必要ですが、30分や15分であれば、そこまでしなくても感覚的にわかることも多いはず。
公式暗記というのが、感覚をいかに現実世界の話と乖離させてしまっているか、という例だと思います。

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この夏は中3および高校生への指導を中心に夏期集中講座を組み立てましたが、中3生の受験勉強は夏休み明けのここからが本番。
土曜講座などを利用して、あやふやな知識を徹底して鍛え直していきます。
頑張ってはみたけど、このままで大丈夫かな?と思った方は早めに792-0490もしくはsigmaseminar@gmail.com までご相談ください。
この時期からの正しい頑張り方、一緒に見つけます。

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