シグマゼミの書棚には、塾用教材や参考書・辞書などの他、地図・歴史年表・資料集などの学習用のものをはじめ、進路情報誌にムック本など、生徒に手にとって見てもらいたいものを脈絡なく置いていたりします。
先日まで行っていた集中講座にいつもより多くの方に参加していただいたので、せっかくだから少し書籍の増強をしようかといろいろな本を見繕っていたところです。
とりあえず、以前から棚に置こうと決めていたブルーバックスの『新しい高校○○の教科書』シリーズを生物・化学・物理・地学と4冊とも揃え、個人的に欲しかった『旅に出たくなる地図』を日本版・世界版とも(少し版が古いものですが)購入しました。
その他、中学生くらいの年代には哲学っぽい問いに悩んでいる(?)生徒がいたりするものなので、ちょっとだけその解決(もしくは気休め)になりそうなものってことで『哲学のおやつ』シリーズを何冊か置いてみたり。
そんな感じで、教育的価値がどうとかは横に放っておいて、とりあえず自分が読みたいもの気になったもの優先で選んでいます。
ホントは書店でじっくり手に取りながら選ぶのがいいんでしょうが、そこまでの時間もないため、選ぶのはもっぱらAmazonでということになってしまいます。
もっとも、予算的にそれほど余裕があるわけではないため、実際買うのは中古で安く出ているものだったりするので、古本の在庫と値段が直接わかるAmazonは非常に好都合なわけです。
問題があるのは書名や投稿されている書評だけでは内容がつかめない場合ですが、そういう場合には図書館で取り寄せ。
便利なもので、札幌市の場合、インターネット経由で図書館のデータベースから予約を入れると、市内の全図書館の在庫から近隣の図書室に1週間以内に移送されてくるんですよね。
なので、書名さえわかっていれば大抵の本は目を通すことが可能です。
そんなこんなで、今回取り寄せてみたのが『女子中学生の小さな大発見』という本。
<中学1年生が素朴な疑問を少しだけ突き詰めて調べてみた4行レポート集>という感じですが、これがなかなかの力の抜け具合でとても面白い。
「Kさんはお正月の酔っぱらいの観察をしました」とか「Sさんは公園のハトはどこまでついてくるか実験しました」とかそんなのがいっぱい。
調べた内容がどうとか、手段がどうとか、結果にどんな意味があるかとか、そんなことを全部ふっ飛ばして、調べてみようと思ったその発想と、実際に調べた実行力とに頭が下がります。
中高生の時期に、そういう本を手にとって見ること自体にも何らかの意味はあるんじゃないかと思い、早速Amazonで注文しました。
授業再開の19日には、書棚に並んでいることと思います。
さて、次はどんな本をポチリましょうか。。。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
せっかくですので簡単なコメントやソーシャルネットでの共有など、何らかのレスポンスをいただけると非常に嬉しく思います。
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